こんにちは!
「量子漢方薬局ルナ」の與那嶺義子です
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます
2021年のイグ・ノーベル賞の「生理学賞」を受賞した驚きの研究知ってますか?
イグノーベル賞とは
「人々を笑わせ、そして考えさせる研究」に対して贈られる
アメリカ発の賞です
これは、ノーベル賞のパロディとして創設されましたが
単なるジョークの賞ではありません
一見、風変わりでユーモラスな研究であっても
その研究の裏には、真面目で重要な科学的探求心が隠れており
社会や科学に新たな視点を提供するものに贈られます
2021年の受賞は
ドジョウの「腸呼吸」にヒントを得て
哺乳類も「お尻から酸素を取り込む」ことが可能なのでは
という「腸換気法(EVA法)」でした
この画期的な研究(代表:東京科学大学・大阪大学 武部貴則教授ら)では
まず低酸素状態のブタを用いた動物実験が行われました
酸素を溶かした薬剤(PFD)をお尻から投与したところ
腸管を通る静脈血を介して酸素と二酸化炭素の交換が生じ
低酸素状態が改善し、二酸化炭素も減少することが実証されました
呼吸不全を救う福音となる可能性⁈
EVA法が注目される理由は
重度の呼吸不全患者や、肺が未熟な新生児にとって
人工呼吸器やECMO(体外式膜型人工肺)に頼るしかない現状を
打破する福音となる可能性があるからです
人工呼吸器は肺炎や血栓症など致死的な合併症リスクを伴うため
肺を休ませる補助手段が強く求められています
世界初のヒト臨床試験で「安全性」を確認!!!
なんと!今年の10月
世界初となる健康な成人男性を対象とした
臨床試験(第Ⅰ相)の結果が報告されました
直腸から非酸素化の薬剤を最大1500mLまで投与し
安全性と忍容性が評価されました
その結果、重大な有害事象や毒性は認められず
ヒトでもEVA法が安全に実施できることが示唆されたのです
高用量群では腹部の不快感や軽い痛みがありましたが
排泄で軽快しています
また、非酸素化の薬剤にも関わらず
酸素飽和度がわずかに上昇する変化も観察され
EVA法の原理を後押しする結果となりました
次のステップは
重度呼吸不全患者に対し、実際に酸素化PFDを投与し
その有効性を検証することです
イグ・ノーベル賞から生まれたこの治療アプローチが
一刻も早く臨床現場で多くの命を救う日が待ち遠しいですね
斬新な研究から実用的な救世主になる可能性があるとは
夢があるなぁと思いました
ここのブログでシェアできたらなと考えています最後まで読んでいただきありがとうございました
量子漢方薬局ルナ 與那嶺義子
