こんにちは!
「量子漢方薬局ルナ」の與那嶺義子です
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます
いまやスマホを持っていない人はほぼいないと言っていいくらい
スマホに操られてしまってますよね
私も極力触らないよう心がけていますが
もう、無いと何もできないくらい
生活必需品になっています
「光がまぶしくて耐えられない」
「目の痛みや、まぶたが開けづらい」といった不調はありませんか?
そんな症状がある場合
もしかしたら、それは「光過敏脳」かもしれません
これは、井上眼科病院名誉院長の
若倉雅登医師が提唱する新しい病気の概念で
脳が光に過敏になり、日常生活の光すらつらくなる状態です
増加する「光過敏脳」のメカニズム
光過敏脳は
パソコン、スマホ、タブレットといった
光を発する機器の急速な普及に伴って増加しています
進化が速い機器に対し
脳の神経回路や領域が過度のストレスを受け
不具合が生じることで発症します
最初は「画面を見ると疲労を感じる」程度ですが
進行するとまぶしさで継続して画面が見られなくなり
重症化すると一日中暗い部屋で過ごさなければならなくなるなど
日常生活に大きな困難が生じます
これまでは
光を避けることしか対策がないとされていましたが
この症状改善に有効な選択肢として
可視光線透過率1.5%の「高濃度遮光サングラス(HDグラス)」
が今、注目されています
若倉医師らのグループは
まぶたが不随意に閉じる「良性本態性眼瞼けいれん」の患者さん61人を対象に
HDグラスの有効性に関する研究を実施し
その論文が国際オンライン学術誌に採用されました
良性本態性眼瞼けいれんは
光過敏脳と関連性が強く
脳の神経回路の不具合から
「まぶたを開けづらい・開けられない」といった症状が現れます
研究では、朝は症状が軽く、日中に悪化する
「光入力が蓄積されやすいタイプ」の人で
特に大きな改善効果が見られました
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着用中は89.7%が「良好」「非常に良好」
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2カ月後でも71.8%が生活の質の向上を実感
この結果は
「脳への光入力を抑制するHDグラスが、光過敏脳に有用である」ことを
実証しています
現在「単なるドライアイ」や「眼精疲労」と思っている症状が
将来的に光過敏脳に発展する可能性は十分にあります
症状の悪化を防ぐために
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不要な時のスマホ利用を控える
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日中はサングラスを使用する
といった対策を今日から実行し
光のストレスから脳を守りましょう
HDグラスはメガネ店で購入可能ですが
高濃度のため、注意しなければいけない点もたくさんあるので
使用前には必ず眼科医へのご相談をおすすめします
光から脳を守るという概念
これからは絶対に必要になってきますね
最後までお読みいただきありがとうございました
量子漢方薬局ルナ 與那嶺義子
