こんにちは!
「量子漢方薬局ルナ」の與那嶺義子です
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます
いまや社会問題にもなっている
認知症関連の情報をシェアしていきます
聞くところによると、高齢の方が病院を受診し
「体の調子がおかしい」と訴え精密検査をしても
「どこも悪くない」と診断されるケースが多々あるようです
この漠然とした不調への不安と孤独感がうつ傾向を招き、
結果的に認知症を進行させてしまうことが問題視されています
見過ごされがちな初期のサイン
特に初期の認知症では
ご自身の不調を自覚していても
それを言葉にして周囲に伝えることが難しくなります
それゆえ、周りから誤解されたり
見過ごされたり、迷惑がられたり、、、、
これにより不安が深まり
日常生活動作(ADL)のレベルも低下してしまいます
この「自覚はあるが伝えられない」という症状は
老人性うつと極めて似ています
そのため、多くの場合「老人性うつ」として対処され
認知症への対応が遅れてしまうことも少なくありません
認知症が進行すると、記憶障害だけでなく
物事を順序だてて考える実行機能の低下なども現れ
さらに不安を募らせてしまいます
まずは、ちゃんと診断してもらえる病院を受診することが大切です
とにかく、今は、認知症が急増しています
原因はいろいろあると思いますが
自分の頭で考える事が少ない日本の文化も関係してるのかな?
なんて思ったりしています
日本独特の医療のシステムや
薬に頼りすぎてる習慣や
多科受診や多剤併用の薬物治療
いろんな病院の薬を大量に併用して服用している
それも影響してるのでは?と
個人的には考えています
認知症の症状には個人差があります
例えば、料理の全工程はできなくても
「具材を切る」という特定の作業だけは得意な方もいます
そうなると、その機能を維持していく事ができれば
急激な進行はおさえられたり出来るかもしれません
認知症でも自分らしく生きていくには
自分だけで頑張るとか
家族だけが頑張るとか
そのようなやり方では「自分らしく」を実現するのは
かなり難しいです
これは今までお客様を通して感じてきた事です
家族目線で言うと
在宅でサポートしていく場合
家族だけでは本当に厳しい
日に日に苦しみや憎しみのようなものが増幅していき
認知症のご本人、支えるご家族
どちらも不幸になります
在宅でサポートするなら
在宅医療を支えるプロの力が必要です
そして、できるだけたくさんの職種
できるだけたくさんの人の目と人の手に
助けを求める必要があります
まずは、認知症と診断した病院の
ソーシャルワーカーに相談する
行政に相談する
友人、知人、職場、親戚に相談する
とにかく、自分だけで頑張るのではなく
相談して、助けを求めましょう
私がお客様におすすめしているのは
訪問診療です
家族が病院に付き添ったり、連れて行ったり
それに対するストレスを感じてる方が多い気がしてます
認知症が得意な訪問診療の医師もいます
心に余裕がある方は
そんなことでストレスになるはずないと思うかもしれませんが
自分の時間を奪われてると感じ始めると
そこから、家族のサポートがストレスになり始めます
漠然とした不調や
ご家族の介護・ケアでお悩みの方は
ぜひ一度ご相談ください
まずは、何に困っているのか?
何に悩んでるのか?
何が問題だと思っているのか?
一旦、カウンセリングで吐き出して
整理してみると解決策がひらめくことがあります
お気軽にご相談ください
最後までお読みいただきありがとうございました
量子漢方薬局ルナ 與那嶺義子
