子供達は添加物の実験台?

こんにちは!
「量子漢方薬局ルナ」の與那嶺義子です

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます

食品添加物のスペシャリスト安部司先生をご存知でしょうか?

衝撃的なタイトルにしてしまいましたが
今日は、安部司先生の書籍の内容を元に
私たちの食卓に欠かせない「食品添加物」について
一旦考えてみて欲しいというお話です

書籍についてはブログの最後にご紹介します

かつて添加物のトップセールスマンだった安部先生が
自らの子供に自社の添加物入りの加工食品を食べさせようとした瞬間
その危険性に気づき、活動を始められたというエピソードは有名です

そんな安部先生が投げかける衝撃的な事実が
「子供たちは、今この瞬間も添加物の実験台になっている」という言葉です

動物実験だけでは分からない「長期的なリスク」

日本で認められている添加物は約1,500種類
これは世界でもトップクラスの多さです
驚くべきことに、これらの安全性は
ネズミやウサギによる短期的な実験で判断されたものがほとんどです

  • 人間が数十年摂り続けたらどうなるか?

  • 複数の添加物を同時に摂取した時の影響は?

実は、これらの
「長期的な影響」や「複合摂取」については
明確なデータがありません

つまり、何十年後かの体調の変化をもって
私たち自身が証明していくしかない……

安部先生はこれを「人体実験」だと警鐘を鳴らしているのです

 世界と日本の「温度差」

実際、日本では「昨日まで安全」とされていた着色料などが
後から「発がん性あり」として禁止される例が繰り返されてきました

ヨーロッパでは
合成着色料に「子供の発達に影響する可能性」の明記を義務づけたり
子供向け広告を規制したりするなど
国を挙げて対策をしています

一方、日本では経済や貿易を優先してきた背景もあり
規制が緩いのが現状です

大人は「選べる」、でも子供は「選べない」

安部先生が最も訴えているのは
「子供は自分で食べるものを選べない」ということです

親が買ってきたもの、給食
テレビCMで流れるカラフルなお菓子

子供たちはそれを信じて食べるしかありません
だからこそ、私たち大人が「知る」ことが大切なのです

  • 裏側のラベルを見る習慣を持つ

  • 「加工のプロセス」を意識する

  • 食品選びの基準を自分の中に持つ(フード・リテラシー)

安部先生の教えは
決して「あれもこれも食べるな」という
恐怖を煽ることではありません
「現実を知った上で、どう選ぶか」という力を養うことです

大切な家族の健康、そして味覚を守るために
まずは「表示を見る」ことから始めてみませんか?

【安部司先生の書籍の紹介】

  • 『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』(東洋経済新報社)
    安部先生のデビュー作にして、最も有名な一冊です
    ミートボールのエピソードから添加物の実態までが詳しく書かれてます

  • 『「安部流」手抜き和食』(東洋経済新報社)
    「添加物を減らしたいけれど、手間はかけられない」という
    お母さん世代に向けて、魔法の調味料(かえし等)を使った
    簡単で安全な自炊術を提案している本です

    最後までお読みいただきありがとうございました

    量子漢方薬局ルナ  與那嶺義子

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