日本の食料危機は「政策」が招いた問題だった

こんにちは!
「量子漢方薬局ルナ」の與那嶺義子です

いつもブログを読んでいただきありがとうございます

昨日に引き続き日本の食糧危機のお話です

今、日本中が「熊パニック」に
魂持って行かれてるかもしれませんが
日本の経済、食糧危機、自然破壊はかなり深刻です

 

数年前の「米騒動」や「卵騒動」の時
世の中のパニックとは無縁だった
という方もいらっしゃるかもしれません

実は私も、日頃から情報の取り方や
生活クラブなどの利用に
気を配っていたため
大きな混乱はありませんでした

しかし、個人が平和でも
日本の食料危機は社会問題として無視できません

「コロナ騒動」のように情報に振り回される前に
まずは事実を知り、対策を考えることが大切だと思います

先日、日本の食料が「肥料も種も海外頼み」
「真の自給率は9.2%」という危機的な状況にあることをお伝えしました
この危機をさらに深刻にしている
長年の
「国がやってきた政策」があります

それが、お米の生産をわざと減らしてきた「減反政策」です

 

 廃止されたはずの「減反政策」

 

「減反政策」とは
国が補助金を出すことで米の生産量を意図的に減らしてもらう政策でした
1970年代から50年以上にわたり
米価が下がるのを防ぐ目的で続けられました

【現在の状況】

実は、国が農家に生産目標数を割り当てる
「減反政策」の仕組み自体は2018年に廃止されています

しかし、実際は「事実上の減反」が今も続いている
専門家は指摘します

なぜなら、国は今も
主食用米以外の作物(飼料用米や麦、大豆など)への
転作をした農家に補助金を出しているからです

結果として、補助金がある限り
農家は米の需要予測に合わせて転作を続けざるを得ず
主食用米の生産量は抑制されたままになっているのです

 

政策が招いた日本の食の弱体化

 

この「生産量をギリギリまで絞る」という政策が
長年続いたことで
私たちの健康と命の源である「食」の根幹が揺らいでいます

減反政策が招いた深刻な問題 意味する危機
食料安全保障の弱体化 有事の際に最も頼りになる米の生産能力を、補助金で意図的に減少させてきた。
水田の減少 国土を守る要である水田面積が大幅に減少し、食料生産の基盤が失われた
国民の二重負担 納税者として補助金を払い、消費者として高い米価を払うという、異常な負担を強いられている。

専門家は
こういった政策を廃止し、米を増産すれば
危機時にはその輸出分を国内で食べられる
「無償の備蓄」の道が開けると指摘しています
最近の米不足や価格高騰も
この長年の政策が根本にあると言えるのでしょうね

 

食料危機は海にも!

 

食料危機の問題は、畑だけではありません
海でも深刻な問題が起きているようです

過剰な漁獲や不適切な資源管理により
四方を海に囲まれた島国でありながら
「海の恵み」である魚介類の資源そのものが枯渇し
以前ほど安定して獲れなくなっているそうです
海の食料危機も、陸の危機と同様に深刻化しているのですね

 

マスコミの情報に振り回されない!

 

国の政策が、長年にわたって
私たちの食の安心を脅かしてきたという事実は衝撃的です

こういった事実を知り、マスコミの情報に振り回されず
「自分の食」への意識を変えることで
未来を変える力になりますよね

マスコミの情報だけでは真実を知る事はできません
いろんな角度からご自身で調べてみてください

  • 無駄にしない: 食べ物を大切にし、フードロスを減らす
  • 支える: 地域の農家さんや、自然な漁業を行っている方々の食材を意識して選ぶ
  • 自分で育てる: 小さな畑やプランターで、野菜を育ててみる

私たち一人ひとりが食に関心を持ち続けることが
情報に流されない強い生活
日本の未来を守る最大の力になります

私は常々子供達に
これからの時代、必要なことは
自給自足能力と
サバイバルスキルだ!と伝えています

まったく響いてませんけどね(笑)

 

私のブログでは、これからも「食の問題」
しつこく発信していきますね

最後までお読みいただきありがとうございます

量子漢方薬局ルナ  與那嶺義子

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